漱石先生、探偵ぞなもし PHP文庫 は9-23
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漱石先生、探偵ぞなもし PHP文庫 は9-23
PHP研究所
半藤/一利∥著
漱石を“先生”と呼ぶほどに愛してやまない著者が、『吾輩は猫である』『坊っちやん』『草枕』『こころ』などの名作を、隅から隅まで深読み。文豪の知られざる素顔と、名作の新たな魅力を発見できる1冊。
『吾輩は猫である』『坊っちやん』『草枕』―あの名作にこんな読み方があったのか!本書は、夏目漱石の義理の孫に当る著者が書いた、漱石に関する「探偵的与太話本」の決定版。今なお愛される漱石作品を、歴史探偵を自称する著者ならではの視線でユーモラスにひもとく。教科書には載らない“新発見”を楽しむ、没後100年、生誕150年の節目の年に読みたいファン必読の書。文庫オリジナル。
第1部 漱石文学を探偵する(プロローグ 漱石文学は現代文学である;『吾輩は猫』と遊び戯れる;『坊っちやん』『草枕』の周辺散歩;「小説家たらん」とした秋;ある日の「漱石山房」;漱石文学を楽しんで語る;エピローグ 晩年の漱石先生);第2部 中国文学と漱石俳句(荊軻の「風蕭々として」;『老子』の「愚に徹する」;『蒙求』と陶淵明と李白と;おもしろい俳句26句)
半藤 一利(ハンドウ カズトシ)作家、歴史探偵を自称。1930年東京生まれ。1953年東京大学文学部卒業。同年(株)文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」各編集長、出版局長、専務取締役などを歴任、退社後、文筆業で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784569766591